平素からの当院の診療へのご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

　当院では、これまでになく感染が拡大する第７波以降の新型コロナウイルスの流行に対しても引き続き対策・防御してきましたが、2022年8月11日に4階地域包括ケア病棟で感染者が発生後、同病棟において同室者等の患者さんへ伝播し、濃厚接触の方を含めて隔離療養ならびに、一部の方は転院加療となる状況を生じました。御迷惑・ご心配をお掛けすることとなりましたこと深くお詫び申し上げます。当該感染につきましては、所轄の板橋区保健所と相談し、指導・援助を受けながら対応して8月30日時点で収束に至り、平常の診療に戻ることができました。

　他方、５階回復期リハビリテーション病棟におきまして、8月18日の1名の発症者の確認以降、PCRスクリーニングでの陽性者１名の確認ならびにその後に陰性者からの発症1名もあって、それに引き続いて同室であった濃厚接触者の患者さんならびに病棟スタッフに新たな感染者を生じました。このため、リハビリの提供の一時休止など感染拡大防止のための制限を実施せざるを得ませんでした。

　本来の診療の実施を行えない状態となりましたこと、真に遺憾かつ申し訳なく存じ深くお詫び申し上げます。

　板橋区保健所と連携をしつつ同病棟では新規感染者発生の抑制のための対応を続けており、他院で治療を完了後に帰院する方もいらっしゃる一方、依然、感染状態や濃厚接触の状態に対応して感染拡大防止への厳しい制約の中にあります。このような状況に鑑み、患者さんの個々の状態に応じたリハビリあるいは診療の提供をさせていただいている状況です。それに伴い罹患した方への御負担と同時に収束へ向けての対策において多大なる制限、御家族へ御心配おかけいたしておりますこと心からお詫び申し上げます。

　現状、9月初頭には平常の診療に戻れることを想定しつつ対策を継続しています。

　どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

2022年8月30日

医療法人財団　朔望会

リハビリテーションエーデルワイス病院

病院長　牧山 康志