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常盤台外科病院

肩関節腱板断裂とは…

腱板断裂症とは?
 肩関節は全体を筋肉に包み込まれており、そのおかげで安定しております。この筋肉を腱板と呼びます。

どのような症状でしょうか?
 痛み、力が入りにくい、動きが悪いといった症状が出現します。注意点としては

  • 痛みの部位は肩関節の周辺のみにとどまらず、二の腕や時には肘・手にまで達することあります。
  • 筋肉が切れてしまっているのであれば手は挙がらないと誤解されていることが多いのですが、腱板断裂の多くの場合は残っている筋肉を使って手は挙がります。手は挙がるので「どうせ五十肩だろう」と思われていることが非常に多いです。

原因はなんでしょうか?
 腱板は本来は強靭にできていますが、年齢とともに徐々に損傷され弱くなっていくことが多いです。そのためちょっとした肩関節への負担が原因で、あるいははっきりとした怪我がなくても切れてしまう(腱板断裂)ことがあります。

どのような治療方法がありますか?
 切れてしまった筋肉を修復するには、手術を行う必要があります。ただし多くの場合、修復しなくても症状を抑えられることが可能です。
まずは投薬、リハビリ、注射などを組み合わせて行い、腱板断裂があっても困らない肩関節を目標に治療を行います。
ただし、症状が継続してしまい、修復が必要になる場合には常盤台外科病院で手術を行うことも可能です。修復には適した時期があります。時期を逸すると修復不能となることがあり、注意が必要です。

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